雨ときどき晴れ

最近は C# や Blazor やってます。Raspberry Pi で Node-RED も活用できるようになりました。

FreeNAS でオンボード LAN 不調により Intel の LAN ボード EXPI9301CT を取り付けてみた。

キューブ型でこの前作った FreeNAS ですが最近少し調子悪めなことが起きていました。
症状としては、数百[MB]のファイルを読み書きすると、ときどき通信が途切れるというものです。
具体的には、サーバー上に置いてある動画ファイルなどを再生していると途中で再生が停止したりします(ToT)。


この症状が発生すると30秒〜1分弱ほど通信が途切れてしまいます。
運が悪いと症状が頻発して、まったく動画が見られない状況に陥ったり。。。
ちなみに Web ブラウザから管理画面にアクセスするくらいでは、症状が発生しませんでした。


状況から判断して、HDD もしくはオンボード LAN の不調を疑ってみました。
HDD については、S.M.A.R.T. で特にアラームっぽいものは発生していませんでした。
ということで残りのオンボード LAN の故障が疑われたため、新しく LAN ボードを購入、取り付けてテストしてみました。

こちらが今回購入した Intel 製 LAN ボードです。
カニさんチップ製に比べると結構割高なのですが、サーバー用ということで買ってみました。

LAN ボード:Intel EXPI9301CT

マザーボードに LAN ボードを取り付け

マザーボードASUS C60M1-I

ケーブルがごちゃごちゃしていますが、こんな感じで取り付けできました。
取り付けたスロットは PCIe 2.0(x16)のところになります。

IP アドレスなどのネットワーク設定(FreeNAS 9.2.0 x64)

取り付けた LAN ボードの認識は、特に何もしなくても認識してくれました。

Web の管理画面から設定する場合

「ネットワーク」→「インタフェース」→設定したいNICをクリックして「Edit」クリックで設定できます。
ボクの場合は、「em0」という NIC 名でした。

ジャンボパケットを設定する場合は、
先ほどの「Edit」で開いた画面のオプションに「mtu 9000」とすれば、9[KB] として設定できます。

PC 本体のコンソールから設定する場合

FreeBSD における Network に関する手動設定メモ@OMAKASE
の記事を参考にすれば、できると思います。

まとめ

ということで、LAN ボードを新たに取り付けることで正常に動作するようになりました。

オンボード LAN については、最近、仕事場の PC でも購入から1年程度で調子が悪くなったものがあったので、
運悪くハズレに当たると故障しちゃうみたいです。


ファイルの転送速度について、LAN ボード変更後に転送速度を計ってみたので、
前にオンボード LAN で計測したものとの比較をそのうち、まとめておきたいと思います。


2014-01-11:Intel の LAN ボード EXPI9301CT とオンボード LAN の転送速度を比較してみた。の記事が追加されたよ。