Node304 に HDD を6台詰め込んでみた。
ゴールデンウィークに作った キューブ型サーバー@FreeNAS ですが、
作ったときは予算の都合により、3TB ×2台 + おまけ2台 の4台の HDD 構成でした。
それから日も経ち、特に問題もなく、発熱も少なめで頑張っていましたが、
お盆にもなり、お金も貯まったので、3TB ×6台 を Node304 のケースに詰め込んでみることにしました。
こちらが詰め込み後の状態です。黄色の SATA ケーブルが目立ちますね。
たぶん、前(写真上側)から後ろへのエアフローは確保できているはず。
詰め込み後のハードウェア構成
詰め込み前の構成はこちらの記事を見てね。
- PCケース:FractalDesign Node304
- マザーボード:ASUS C60M1-I
- CPU:AMD C-60(オンボード, 1GHz DualCore)
- メモリ:CFD W3U1600HQ(DDR3 PC3-12800 CL9 4GB 2枚組)
- 電源:Scythe SPGT2-600P(剛力短2プラグイン 600W)
- HDD:WesternDigital WD30EZRX-1TBP(3TB, SATA6Gb) ×6台
- USBメモリ:PQI 6262-008GR1BC(8GB, USB2.0)
ということで変わったのは HDD の台数だけです。型番は一緒みたいでした。
黄色の SATA ケーブル
Node304 の HDD の取付部分の構造上、両端の HDD には L字型の SATA ケーブルは、
接続できるけど、無理矢理曲げないとケース内に収まりません。
最初に作ったときは、マザーボードに付属していたケーブルが L字 だったので無理矢理やってみましたが、
増設で足りない SATA ケーブルを購入するついでに 全てストレートタイプに変更してみました。
アマゾンでまあまあ良い感じの評価のものを購入してみました。なんだか見た目が可愛いのも決めてです。
- MCO 6Gbps対応SATA3.0/2.0対応3重シールドSATAケーブルストレート20cm ×4本
- MCO 6Gbps対応SATA3.0/2.0対応3重シールドSATAケーブルストレート30cm ×2本(一番遠めの2台用)
このケーブルの注意点は、コネクタ部分が太めなのでマザーボード側の SATA ソケットが2階建てだったりすると、
コネクタ同士が干渉するところらしいです。
こちらがマザーボードに SATA ケーブルを接続しているところ。
この SATA ソケットは 6コ 全てが上向きに取り付けられていて、間隔も空いているので問題なく接続できました。
転送速度
HDD が6台になったことで、RAID構成も変わりました。
また、FreeNAS もアップデートしたのでバージョンもアップしています。
3TB HDD ×6台でも RAID 構成にすると 10[TiB] という認識。
何となく損した気分ですが、安心安全のためには仕方ありません。
結果
コピー先 | コピーするファイルサイズ | コピー時間 | 平均速度 |
---|---|---|---|
PC -> NAS | 1[GB] | 33.6[s] | 29.8[MB/s] |
NAS -> PC | 1[GB] | 11.8[s] | 86.2[MB/s] |
PC -> NAS | 10[GB] | 310.7[s] | 32.2[MB/s] |
NAS -> PC | 10[GB] | 179.9[s] | 55.6[MB/s] |
前の RAID-1(HDD×2台)に比べると、以下のような傾向です。
PC -> NAS では、HDD も増え、RAID-Z2 という構成になったので、書き込みが少し大変になったのかなぁ、
NAS -> PC では、計測誤差かもですが、何だか速度が上がったという感じ。
まとめ
ということで、今回は予算5万円くらいで 3TB HDD を追加してみました。
最近の HDD は発熱も少なめなので部屋のクーラーも 28[℃] 設定で無理なく過ごせて助かってます。
今年は猛暑みたいですが、暑さに負けて HDD が壊れないことを祈るばかりです(笑)。