SaaSesのOsukiniサーバーLTでWebminからDNSサーバーを構築してみる。(1)
SaaSesのOsukiniサーバーでDNSサーバーを構築してみました。
と、言ってもサーバーには既にBIND DNSがインストールされており、
あとは、Webminから設定するだけなので楽ちんです。
ドメイン取得なら お名前.com|セカンダリDNS
セカンダリDNS(DNSゾーン転送)は、お客様が運用するプライマリDNSサーバーの情報(ゾーン情報)との整合性を保つセカンダリDNSサーバーを提供するサービスです。 通常、ドメインの運用では負荷分散や障害対策のために2台以上のDNSサーバーを用意しますが、「コストをかけてまで2台目のDNSサーバーを用意する必要はない」と思っている方も多いのが現状です。 ドメイン登録時のセカンダリネームサーバーの入力を求められるが、1台しか運用していない・・・など、2台目のDNSサーバーでお困りの方は、お名前.comのセカンダリDNS(ゾーン転送設定)をご利用ください。
上に書いてあるとおり、DNSサーバーは単独より複数ある方が何かあったとき助かります。
また、何より無料で使えるのがうれしいところです。
Webminから設定
今回は、WebminからBIND DNSを設定する手順を自分用メモとして書いていきます。
BIND DNSサーバーの設定
マスターゾーン(正引き)を作成する
- サイドパネルの「サーバ」をクリックして表示された項目から、「BIND DNS サーバ」をクリック。
- 「既存のDNSゾーン」の下にある「新規のマスターゾーンを作成」のリンクをクリック。
- 表示された新規のマスターゾーンオプションでは
ここまででマスターゾーン(正引き)の基本情報の入力ができました。
アドレスを追加する
ここでDNSサーバーに登録したいアドレスを追加します。
ネームサーバーを追加する
ここでDNSサーバーを追加します。
今回の手順通りだと既に「ns.hoge.com」が追加されています。
そのため、まだ追加されていないセカンダリDNSの追加を行っていきます。
メールサーバーを追加する
メールサーバーを構築する人はここで登録しておく必要がある。
レコードファイルを確認
「マスターゾーンの編集」にある「レコード ファイルの編集」のアイコンをクリックすると、
レコードの設定ファイルを閲覧、編集することができます。
今回の手順通りに設定すると下記のような内容になっていると思います。
ただし、下記の内容は見やすいように一部編集しています。
$ttl 38400 hoge.com. IN SOA ns.hoge.com. admin.hoge.com ( 1277442755 10800 3600 604800 38400 ) hoge.com. IN NS ns.hoge.com. IN NS 2nd.dnsv.jp IN MX 10 mail.hoge.com. ns.hoge.com. IN A 100.101.102.103 hoge.com. IN A 100.101.102.103 www.hoge.com. IN A 100.101.102.103 mail.hoge.comi. IN A 100.101.102.103
慣れるとこのファイルを編集した方が早いです。