雨ときどき晴れ

最近は C# や Blazor やってます。Raspberry Pi で Node-RED も活用できるようになりました。

キューブな Node304 で新しく NAS を作ってみた。

ゴールデンウィークが始まったということで新しく NAS を作ってみました。

今回は、前々から気になっていた Node304@Fractal Design を使います。


FractalDesign Node304

このPCケースの特徴は、キューブでありながら「3.5インチのHDDを6台格納」できることです。

左側の白い部分3カ所に各2台ずつ取り付けが可能。


冷却ファンは前に2コ、後ろに1コ取り付けてあります。

前側:92[mm], 1300[rpm] × 2コ


後側:140[mm], 1000[rpm] × 1コ


また、ファンコントローラーも後ろに付いています。

High, Middle, Low の3段階。


接続可能なファンは3コのため、ケースに取り付けてあるファンを全て接続できる。


電源スイッチは横側にあります。USB3.0 もあります。
ただ、今回購入したマザーボードUSB2.0 のみですが、USB2.0 でも使えるようにコネクタが付いています。


ということで、省スペース、大容量 NAS の構築を目標として、組み立ててみました。

ハードウェア構成

合計金額は5万円ぐらい。


HDD は今後の価格低下、容量増加を願って、ミラーリングに必要な2台のみ。


USB メモリは FreeNAS の OS インストール用。
インストールには 2GB で十分なのですが 8GB が安かったので買っちゃいました。

組み立て


HDD 以外を取り付けた状態。電源系のケーブルはごちゃごちゃしています。



トップビュー。できるだけ電源系ケーブルを右端に寄せています。



HDD も取り付けた状態。こっそり余っていた HDD を2台追加して、計4台になりました。
SATA ケーブルがもぞもぞしています。


ここで注意として、マザーボードに付属していたSATAケーブル×2本は片側L字です。
そのため、両端にある HDD に接続する SATA ケーブルにL字を使用すると、ケースに多少当たる部分が発生しますが、取り付けはできました。
ただ、できれば両側ストレートの SATA ケーブルを使った方が個人的には良いと思います。

まとめ

特に大きな問題も無く、組み立てできました。
OS には FreeNAS 8.3.1 x64 をインストールしてみました。

今回作成した NAS については、転送速度の比較としておまけ枠でこちらの記事に書いてあるので、お暇があればどうぞ。


動作状況としては、室温20℃、ファンスピードは Low 設定でも、発熱は大丈夫っぽい。
CPU もファンレスだし、HDD も最近は発熱少ないので、イイ感じに静音 NAS が組み上がった感じです。

関連

2013-08-14:Node304 に HDD を6台詰め込んでみた。 の記事が追加されたよ。
2013-11-02:Windows 8.1 と Node304 でキューブ型メイン PC を作ってみた。 の記事も追加されました。