雨ときどき晴れ

最近は C# や Blazor やってます。Raspberry Pi で Node-RED も活用できるようになりました。

CTU+ルーターの構成にしたよ。

ボクは最近、NTT西日本フレッツ・光プレミアムに契約しました。
あと、ひかり電話も使ってみることにしました。
とりあえず、光って、速度が速くてすごいですね。

で、この契約の場合の一般的なネットワーク構成

インターネット
|
ONU*1
|
CTU*2VoIPアダプタ*3 − 電話
|
パソコンたち


通常、CTUルーター機能があり、DHCPサーバーの機能も動いているため、
上記の構成で使用するのがシンプルです。

ただ、このCTUの扱いには注意が必要です。

CTUONUに接続しない状態、つまり、インターネットに接続できない状態で起動した場合、
正常に動作しません(でした。ボクの環境では、DHCPのアドレスを払い出してくれなくなりました)。

ちなみにCTUは、「加入者網終端装置「100M」「H」」です。

原因は詳しく分かりませんが、きっとCTUは起動時にインターネットにアクセスすることが
必須事項であり、アクセスできなければ起動できない設定になっているんでしょう。


ボクとしては、何らかのトラブルでインターネットに接続できない状態になっても、
家庭内ネットワークは正常に動作してほしいと思っています。
実際、停電復帰後にインターネットに接続できない状態になったみたいで、
DHCP設定のパソコンにIPアドレスが割り当てられていなかった状態に陥りました。


ということで、解決策としてCTUとは別にルーターを追加した構成に変更してみました。

変更後のネットワーク構成

インターネット
|
ONU
|
CTUVoIPアダプタ − 電話
| --- ここが分岐点
ルーター
|
パソコンたち


ルーターは、プラネックス無線LANポケットルーターMZK-MF150B」を使用しました。


CTUの設定を変更した部分は、

  • DHCPサーバーの払い出し個数を1個に設定。
    • これはVoIPアドレス用に使用されるため、事実上、DHCP機能が無効化される。
  • インターネット接続に使用していたプロパイダとのPPPoE接続を切断しておく。
    • ルーターでPPPoE接続を管理したかったため。


ルーターの設定では、

  • インターネットにPPPoEで接続するように設定する。
  • PPPoEの設定項目でMTUが設定できれば、1438にしておく。
    • 初期状態では、これ以上の値になっていたため、正常な速度が出なかったり、見られないサイトがあったりといろいろ困りました。



うん、これでちょっとトラブルに強くなったネットワーク構成ができたかも。
でもまだ、UPSとかないので、お金が貯まったら買いたいなぁ。

*1:ONU:回線終端装置、いわゆるモデム。

*2:CTU:加入者網終端装置、ルーター的な働きをする。

*3:VoIPアダプタ:ひかり電話に使う、IP電話や普通のアナログ電話が接続できる。